お風呂の蛇口やシャワーから水漏れしているときは、まず水がどこから漏れているのかを確認することが大切です。
蛇口の先端からポタポタ落ちる、ハンドルやレバーの根元からにじむ、シャワーホースの接続部から漏れる、壁付け水栓の根元が濡れるなど、場所によって原因と対処法が変わります。
パッキンやカートリッジの劣化であれば部品交換で直ることもありますが、水栓本体が古い、サーモスタット混合水栓の温度調整が効かない、壁の中や配管側から漏れている場合は、修理より交換を検討した方がよいこともあります。
この記事では、お風呂の蛇口・シャワー水漏れの原因、応急処置、自分で確認できる範囲、修理と交換の判断基準、業者へ相談すべき症状を解説します。
- お風呂の蛇口・シャワーから水漏れしたときに最初にやること
- 場所別に考えられる原因
- 自分で確認できる範囲
- 修理で済みやすいケース
- 交換を検討した方がよいケース
- 業者へ相談した方がよい症状
- やってはいけないこと
- まず結論:水漏れ場所で「部品交換か本体交換か」を判断する
- お風呂の蛇口から水漏れしたときに最初にすること
- 水漏れと残留水の違い
- 蛇口の吐水口から水が止まらない原因
- シャワーヘッドから水が漏れる原因
- シャワーホースから水漏れする原因
- シャワーと蛇口の切替部分から漏れる原因
- 温度調節ハンドルの根元から漏れる原因
- 水栓本体と壁の接続部分から漏れる原因
- 水栓本体のひびや腐食による水漏れ
- 自分で確認できる範囲
- 自分で行わない方がよい作業
- 修理を依頼した方がよい症状
- 修理業者へ伝える内容
- 修理費用を確認するときのポイント
- 修理と水栓交換のどちらを選ぶべきか
- 浴室全体のリフォームも比較した方がよいケース
- 修理と交換の判断表
- 浴室水栓を交換するときに確認すること
- 賃貸住宅では管理会社へ連絡する
- お風呂の排水口も詰まっている場合
- 浴槽の水が勝手に減る場合
- 一般的な蛇口の水漏れも確認したい場合
- 水道管が凍結したあとに漏れ始めた場合
- 浴室水栓の水漏れを予防する方法
- 関連する水回り記事も確認する
- よくある質問
- まとめ
お風呂の蛇口・シャワーから水漏れしたときに最初にやること
- 水漏れしている場所を確認する
- 蛇口をしっかり閉めても漏れるか確認する
- 水側・お湯側のどちらで漏れるか確認する
- シャワー使用後の残水か継続的な水漏れか確認する
- 止水栓や元栓を閉められるか確認する
- 水栓のメーカー名や型番を確認する
- 使用年数を確認する
- 写真を撮って相談時に説明できるようにする
シャワーヘッドから一時的に水が落ちるだけなら、ホースやヘッド内の残水のこともあります。数分たっても止まらない場合や、常にポタポタ漏れる場合は水栓内部の劣化が疑われます。
場所別に考えられる原因
蛇口の先端からポタポタ漏れる
蛇口を閉めても先端から水が落ちる場合は、パッキン、バルブ、カートリッジなど内部部品の劣化が考えられます。
古い水栓では部品交換より本体交換の方が現実的な場合もあります。
ハンドル・レバーの根元から漏れる
ハンドルやレバーの根元からにじむ場合は、内部パッキンやカートリッジの劣化、ナットの緩みが原因になることがあります。
無理に強く締めると部品を傷めることがあるため、原因が分からない場合は点検を依頼しましょう。
シャワーホースの接続部から漏れる
シャワーホースと水栓本体、ホースとシャワーヘッドの接続部から漏れる場合は、パッキン劣化やナット緩み、ホースの劣化が考えられます。
ホース表面にひび割れやふくらみがある場合は、ホース交換を検討してください。
水栓本体の根元や壁側から漏れる
壁付け水栓の根元や壁の近くが濡れている場合は、接続部や配管側の不具合が関係している可能性があります。
壁内部へ水が回ると被害が大きくなることがあるため、早めに業者へ相談した方が安心です。
自分で確認できる範囲
- 接続部のナットが明らかに緩んでいないか見る
- シャワーヘッドやホースにひび割れがないか確認する
- パッキン交換できる部位か確認する
- 水栓のメーカー名・型番を確認する
- 水漏れが常時か使用時だけか確認する
- 使用年数が10年以上か確認する
自分で確認する場合も、無理な分解は避けてください。古い水栓や固着した部品を無理に回すと、かえって水漏れが悪化することがあります。
修理で済みやすいケース
- パッキン劣化が原因
- シャワーホースの接続部から漏れる
- 部品が入手できる水栓
- 使用年数が比較的浅い
- 水栓本体に大きな傷みがない
水栓の型番が分かると、部品交換できるか判断しやすくなります。修理を依頼する前に、写真や型番を確認しておきましょう。
交換を検討した方がよいケース
- 使用年数が10年以上
- 複数箇所から水漏れしている
- サーモスタットの温度調整が不安定
- 水栓本体が固い・ガタつく
- 部品供給が終わっている
- 修理費が本体交換に近い
- 見た目の劣化やサビが大きい
古い水栓は、一部を修理しても別の箇所から水漏れすることがあります。修理費と交換費を比較して判断しましょう。
業者へ相談した方がよい症状
- 止水しても漏れが止まらない
- 壁側や水栓根元から漏れている
- お湯側から漏れている
- 水栓が古く型番が分からない
- 部品交換しても再発する
- 水漏れ量が増えている
- 自分で分解するのが不安
特に壁付け水栓や配管まわりの水漏れは、見えない場所で被害が広がることがあります。早めに相談しましょう。
やってはいけないこと
- 水漏れを放置する
- 固い部品を無理に回す
- ナットを強く締めすぎる
- 型番を確認せず部品を買う
- お湯側の水漏れを素手で触る
- 壁側の水漏れを自己判断で放置する
- 古い水栓を無理に分解する
お風呂の水栓は毎日使う設備なので、水漏れが軽いうちに対応した方が結果的に費用を抑えやすくなります。
まず結論:水漏れ場所で「部品交換か本体交換か」を判断する
| 水漏れ場所 | 考えられる原因 | 対応の目安 |
|---|---|---|
| 蛇口の先端 | パッキン・バルブ・カートリッジ劣化 | 部品交換または水栓交換 |
| ハンドル・レバー根元 | パッキン劣化、内部部品の摩耗 | 部品交換・点検 |
| シャワーホース接続部 | パッキン劣化、ナット緩み、ホース劣化 | 締め直し・部品交換 |
| シャワーヘッド | 内部残水、ヘッド不良 | 様子見または交換 |
| 水栓本体の根元 | 接続部不良、配管側の不具合 | 業者相談 |
| 古い混合水栓 | 本体劣化、部品供給終了 | 交換検討 |
水漏れが少量でも、放置すると水道代の増加や壁・床の傷みにつながることがあります。まずは止水できるか確認し、原因を切り分けましょう。
お風呂の蛇口から水漏れしたときに最初にすること
水漏れしている場所を確認する
蛇口やシャワーの周囲を乾いた布で拭き、どの部分から再び水が出るか確認します。
主な確認箇所は次のとおりです。
- 蛇口の吐水口
- シャワーヘッド
- シャワーヘッドとホースの接続部分
- シャワーホースの途中
- シャワーホースと水栓本体の接続部分
- 温度調節ハンドルの根元
- 吐水口とシャワーの切替ハンドル
- 水栓本体と壁の接続部分
- 水栓本体のつなぎ目
水が大量に出ている場合は、原因を調べる前に止水してください。
水栓の止水栓を閉める
浴室水栓には、水栓本体の脚部分などに止水栓が付いている場合があります。
止水栓の位置や操作方法は製品によって異なるため、取扱説明書を確認してください。
元へ戻せるように、閉める前の位置や回転数を記録しておくと安心です。
固くて動かない場合は、工具で無理に回さないでください。止水栓や水栓本体を破損する可能性があります。
止水できない場合は水道元栓を閉める
浴室水栓の止水栓が見つからない、閉めても水が止まらない、壁との接続部分から水が噴き出している場合は、水道元栓を閉めます。
元栓を閉めると、キッチン、洗面所、トイレなど家全体の水が使えなくなります。
集合住宅では、ほかの住戸の元栓と間違えないよう注意してください。
漏れた水を拭き取る
浴室内であっても、水がドアの外や脱衣所へ流れると、床材や壁を傷める可能性があります。
タオルや雑巾で水を拭き取り、必要に応じて洗面器やバケツで水を受けてください。
水漏れと残留水の違い
シャワーや蛇口を止めたあと、内部に残っていた水がしばらく垂れることがあります。
短時間で自然に止まる場合は、故障ではなく残留水の可能性があります。
一方、次のような場合は水漏れが疑われます。
- 数分以上たっても水が止まらない
- 一定の間隔でポタポタ落ち続ける
- 水栓を使用していないのに接続部分が濡れる
- 止水ハンドルを強く閉めないと止まらない
- 時間とともに漏れる量が増えている
蛇口の吐水口から水が止まらない原因
パッキンが劣化している
ハンドル式の浴室水栓では、内部のパッキンが硬化、摩耗、変形すると、蛇口を閉めても吐水口から水が落ちることがあります。
開閉部品が劣化している
レバー式やサーモスタット式の水栓では、内部の開閉部品やカートリッジが劣化すると、水を完全に止められなくなる場合があります。
水栓内部へ異物が入っている
断水や水道工事のあとなどに、細かな砂やごみが水栓内部へ入り、部品が完全に閉じなくなることがあります。
フィルターの清掃方法が取扱説明書に記載されている場合は、止水してから案内に従ってください。
シャワーヘッドから水が漏れる原因
シャワーヘッド内部の残留水
使用後にシャワーヘッドを下向きにした際、内部に残った水がしばらく垂れることがあります。
短時間で止まる場合は、異常ではない可能性があります。
シャワーヘッドのパッキンが劣化している
シャワーヘッドとホースの接続部分には、ゴム製のパッキンが使われている場合があります。
パッキンが硬化、変形、摩耗すると、接続部分から水が漏れることがあります。
シャワーヘッド本体にひびがある
シャワーヘッドを落としたり、長期間使用したりすると、本体にひびが入り、側面やつなぎ目から水が漏れることがあります。
止水ボタン付きシャワーヘッドの部品が劣化している
手元の止水ボタンが付いたシャワーヘッドでは、内部部品の劣化によって水が止まりにくくなる場合があります。
手元止水は一時的な操作用であり、入浴後は水栓側で水を止めてください。
シャワーホースから水漏れする原因
ホースに亀裂や穴がある
シャワーホースは曲げ伸ばしを繰り返すため、表面の摩耗や金属部分の劣化によって亀裂や穴が生じることがあります。
水を出したときにホースの途中から水が噴き出す場合は、ホース交換が必要です。
ホースの接続部分が緩んでいる
シャワーヘッド側または水栓本体側の接続部分が緩むと、水を出したときに接続部分から漏れることがあります。
強く締めすぎると、パッキンやねじ山を傷める可能性があります。
接続部分のパッキンが劣化している
接続ナットの内部にあるパッキンが劣化している場合は、締め直しても水漏れが止まらないことがあります。
パッキンは寸法や形状が異なるため、水栓やホースに合った部品を使用する必要があります。
シャワーと蛇口の切替部分から漏れる原因
切替弁が劣化している
蛇口とシャワーを切り替える部品が劣化すると、シャワー使用中に蛇口からも水が出たり、停止位置にしても水が止まらなかったりすることがあります。
切替ハンドルの内部部品が摩耗している
切替ハンドルの動きが固い、空回りする、正しい位置で止まらない場合は、内部部品の摩耗や破損が考えられます。
水栓本体内部が劣化している
長期間使用した水栓では、切替弁だけでなく、本体内部の水路や複数の部品が劣化している場合があります。
温度調節ハンドルの根元から漏れる原因
温度調節部品のパッキンが劣化している
サーモスタット式水栓では、温度調節ハンドル内部のパッキンやシール部品が劣化すると、ハンドルの根元から水がにじむことがあります。
温度調節カートリッジが劣化している
温度が安定しない、設定温度より熱い・冷たい、ハンドルが固い症状と水漏れが同時にある場合は、温度調節カートリッジの劣化が考えられます。
水栓本体が腐食している
ハンドル周辺や水栓本体にさび、腐食、変形がある場合は、内部部品だけでなく水栓本体の交換が必要になることがあります。
水栓本体と壁の接続部分から漏れる原因
接続ナットが緩んでいる
壁付け水栓では、水栓本体と取付脚の接続部分が緩むと、水がにじむ場合があります。
接続部分のパッキンが劣化している
接続部のパッキンが硬化、変形、摩耗すると、ナットを締め直しても水漏れが止まらないことがあります。
取付脚と壁側配管の接続に問題がある
壁から出ている取付脚の根元から漏れている場合は、壁内部の配管との接続部分に不具合がある可能性があります。
水栓を無理に回したり、取付脚を自己判断で外したりすると、壁内部の配管を破損するおそれがあります。
壁内部の配管から漏れている
壁の内部から水音がする、浴室の外側まで濡れている、下階へ水が漏れている場合は、壁内部の配管から漏れている可能性があります。
この場合は、水道元栓を閉めて早めに修理を依頼してください。
水栓本体のひびや腐食による水漏れ
水栓本体にひび、穴、強い腐食、変形がある場合は、パッキン交換だけでは修理できないことがあります。
古い浴室水栓では、複数の内部部品が同時に劣化している可能性もあります。
テープや接着剤による補修は、一時的に水を受ける程度であり、恒久的な修理にはなりません。
自分で確認できる範囲
自分で行う作業は、次のような確認にとどめると安全です。
- 水漏れしている場所を確認する
- 水栓の止水栓または水道元栓を閉める
- 漏れた水を拭き取る
- 残留水か継続的な水漏れか確認する
- シャワーホースにひびや穴がないか確認する
- 接続部分に明らかな緩みがないか見る
- 水栓のメーカーと型式を確認する
- 取扱説明書に記載されたフィルターを清掃する
自分で行わない方がよい作業
- 固着した止水栓を工具で強く回す
- 適合部品が分からないまま水栓を分解する
- 接続ナットを必要以上に締める
- 壁付け水栓を力任せに回す
- 取付脚を自己判断で外す
- 壁内部の配管を自分で修理する
- ひびの入ったホースや水栓をテープだけで補修する
- 水漏れした状態で使い続ける
修理を依頼した方がよい症状
次のような場合は、自分で作業を続けず、メーカー、施工店、管理会社、水道修理業者などへ相談してください。
- 止水栓を閉めても水漏れが止まらない
- シャワーホースから水が噴き出している
- 壁との接続部分から漏れている
- 壁や床の内部へ水が流れている
- 浴室の外や下階への漏水が疑われる
- 水栓本体にひびや強い腐食がある
- 切替ハンドルが動かない、または空回りする
- 温度調節ができず、熱湯が出る危険がある
- 適合する交換部品を特定できない
- 部品交換後も水漏れが続く
- 複数箇所から同時に漏れている
水漏れを自分で止められない場合は、対応地域、出張料、見積もり料、作業内容、追加料金の条件を確認したうえで、水道修理業者への相談を検討してください。
修理業者へ伝える内容
修理を依頼するときは、次の情報を伝えると状況を判断してもらいやすくなります。
- どの場所から漏れているか
- いつから漏れているか
- 水を出したときだけ漏れるか
- 使用していないときも漏れるか
- 蛇口側とシャワー側のどちらで漏れるか
- 止水栓や水道元栓を閉められたか
- 温度調節や切替操作に異常があるか
- 水栓のメーカーと型式
- 使用年数
- 自分で行った作業
- 賃貸住宅か持ち家か
修理費用を確認するときのポイント
浴室水栓の修理費用は、漏れている場所、水栓の種類、交換部品、作業内容によって異なります。
一般的には次の費用が組み合わされます。
- 出張料
- 点検・診断料
- 作業料・技術料
- パッキンや切替弁の部品代
- 温度調節カートリッジの部品代
- シャワーヘッドやホースの代金
- 水栓本体の代金
- 古い水栓の処分費
- 時間外・休日料金
広告に表示された最低料金だけでは、最終的な修理費を判断できません。
作業前に次の項目を確認してください。
- 訪問した時点で発生する料金
- 見積もりだけで断った場合の料金
- 水漏れの原因と修理箇所
- 交換する部品の名称と価格
- 現在の見積総額
- 追加料金が発生する条件
- 水栓交換の場合の本体価格
- 修理後の保証内容
- 古い水栓の処分費
修理と水栓交換のどちらを選ぶべきか
パッキンだけが劣化している場合
使用年数が短く、特定のパッキンだけに問題がある場合は、部品交換による修理が有力です。
シャワーホースだけが破損している場合
水栓本体に問題がなく、適合するホースを入手できる場合は、シャワーホース交換で改善することがあります。
切替弁やカートリッジが故障している場合
適合する交換部品があり、水栓本体にひびや腐食がない場合は、部品交換と水栓本体交換の費用を比較してください。
使用年数が長い場合
長期間使用している浴室水栓では、パッキン、切替弁、温度調節部品、ホースなど複数の部品が劣化している可能性があります。
一部を修理しても別の場所から水漏れする場合は、水栓本体の交換も検討します。
本体にひびや腐食がある場合
水栓本体にひび、穴、変形、強い腐食がある場合は、本体交換を優先的に検討してください。
部品を入手できない場合
古い浴室水栓では、交換用のパッキン、切替弁、カートリッジなどが生産終了している場合があります。
適合部品を入手できない場合は、水栓本体の交換が必要です。
浴室全体のリフォームも比較した方がよいケース
蛇口やシャワーだけでなく、浴槽、床、壁、排水設備、換気設備などにも劣化が見られる場合は、水栓だけの交換と浴室全体のリフォームを比較してください。
次のような場合は、複数の設備を個別に修理するより、浴室全体をまとめて改修した方が合理的なことがあります。
- 水栓以外にも複数の不具合がある
- 浴槽にひびや変形がある
- 浴槽のお湯が自然に減る
- 床が沈む、浮く、柔らかく感じる
- 床や壁の目地から水が入っている
- 浴室の外や床下まで水が漏れている
- 換気扇や浴室乾燥機も古い
- 浴室の寒さや段差を改善したい
- 部分修理を何度も繰り返している
水栓だけを交換できる場合でも、浴室全体の劣化が進んでいると、近いうちに別の修理が必要になる可能性があります。
部分補修と浴室全体の工事費を比較したい場合は、お風呂のリフォーム費用はいくら?部分補修・交換の判断基準も確認してください。
修理と交換の判断表
| 水栓の状態 | 判断の目安 |
|---|---|
| パッキンだけが劣化している | 修理を検討 |
| シャワーホースだけが破損している | ホース交換を検討 |
| 切替弁やカートリッジに不具合がある | 部品交換費と本体交換費を比較 |
| 長期間使用し、複数箇所から漏れる | 水栓本体の交換を検討 |
| 本体にひび・腐食・変形がある | 水栓本体の交換を検討 |
| 壁内部や取付脚の根元から漏れている | 専門業者へ依頼 |
| 交換部品が生産終了している | 水栓本体の交換を検討 |
| 浴槽・床・壁などにも劣化がある | 浴室全体のリフォームも比較 |
この表は一般的な目安です。実際の判断は、水栓の状態、使用年数、部品の供給状況、修理費用によって異なります。
浴室水栓を交換するときに確認すること
- 壁付けか台付きか
- 蛇口とシャワーの両方が付いているか
- サーモスタット式かハンドル式か
- 取付脚の間隔
- 給水管と給湯管の位置
- シャワーホースの長さ
- 現在の水栓のメーカーと型式
- 浴槽用か洗い場用か
- 浴室設備との適合
適合しない水栓を購入すると取り付けできない場合があるため、現在の設置状態を確認してください。
賃貸住宅では管理会社へ連絡する
賃貸住宅で浴室の蛇口やシャワーから水漏れした場合は、自分で修理業者を手配する前に、大家または管理会社へ連絡してください。
設備の経年劣化が原因なら、貸主側が修理や交換を手配する場合があります。
無断で水栓を分解・交換すると、費用負担や原状回復を巡ってトラブルになる可能性があります。
連絡するときは、次の内容を伝えましょう。
- どの部分から漏れているか
- 使用していなくても漏れるか
- 蛇口側とシャワー側のどちらで漏れるか
- 止水できているか
- 浴室の外まで水が広がっているか
- メーカーと型式が分かるか
お風呂の排水口も詰まっている場合
蛇口やシャワーの水漏れと同時に排水口も流れにくい場合は、水を使い続けると洗い場へ水がたまり、浴室の外へあふれる可能性があります。
排水が悪い状態では、蛇口やシャワーの使用を中止してください。
詳しくは、お風呂の排水口が詰まったときの対処法と業者を呼ぶ判断基準も確認してください。
浴槽の水が勝手に減る場合
蛇口やシャワーの水漏れではなく、排水栓を閉めても浴槽の水が減る場合は、排水栓、ゴム栓、パッキン、ワンプッシュ排水栓などに不具合がある可能性があります。
詳しくは、浴槽の水が減る・勝手に抜ける原因と排水栓の確認方法も参考にしてください。
一般的な蛇口の水漏れも確認したい場合
キッチンや洗面台など、浴室以外の蛇口でも水漏れが起きている場合は、パッキン、カートリッジ、接続部分などの劣化が考えられます。
詳しくは、蛇口から水漏れする原因と修理・交換の判断基準も確認してください。
水道管が凍結したあとに漏れ始めた場合
冬の冷え込みのあとに浴室水栓や壁との接続部分から水漏れが始まった場合は、凍結によって配管や部品が破損している可能性があります。
詳しくは、水道管が凍結したときの対処法と業者を呼ぶ判断基準も参考にしてください。
浴室水栓の水漏れを予防する方法
- ハンドルやレバーを力任せに操作しない
- シャワーホースを強く引っ張らない
- ホースをねじれた状態で使わない
- シャワーヘッドを床へ落とさない
- 接続部分の水滴やにじみを定期的に確認する
- 温度調節や切替操作の異常を放置しない
- 水栓のメーカーと型式を記録しておく
- 止水栓と水道元栓の位置を把握する
- 小さな水漏れを放置しない
関連する水回り記事も確認する
お風呂の蛇口・シャワー水漏れは、浴室排水、蛇口水漏れ、浴槽の水抜けとも関係していることがあります。
よくある質問
シャワーヘッドから水がポタポタ落ちるのは故障ですか?
使用直後だけならホースやヘッド内の残水のことがあります。しばらくしても止まらない、常に漏れる場合は水栓内部の劣化が考えられます。
お風呂の蛇口水漏れは自分で直せますか?
パッキン交換やホース交換で直ることもあります。ただし、水栓本体が古い、壁側から漏れる、原因が分からない場合は業者へ相談した方が安全です。
水栓は修理と交換のどちらがよいですか?
使用年数が浅く部品が入手できる場合は修理で済むことがあります。10年以上使っている、複数箇所から漏れる、部品供給がない場合は交換も検討します。
壁側から水漏れしている場合はどうすればよいですか?
配管や接続部の不具合が関係している可能性があります。壁内部へ水が回ると被害が大きくなるため、早めに業者へ相談してください。
サーモスタット混合水栓の水漏れも修理できますか?
部品交換で直る場合もありますが、温度調整不良や本体劣化がある場合は交換の方がよいこともあります。
修理費用は何で変わりますか?
水漏れ箇所、交換部品、水栓の種類、作業内容、部品の入手可否、夜間休日対応などで変わります。作業前に総額を確認しましょう。
まとめ
お風呂の蛇口・シャワー水漏れは、漏れている場所によって原因と対応が変わります。
パッキンやホースの劣化なら修理で済むこともありますが、古い水栓、複数箇所の水漏れ、壁側からの水漏れは交換や業者点検を検討しましょう。
水漏れが軽いうちに原因を確認し、修理費と交換費を比較して判断することが大切です。
お風呂の蛇口やシャワーから水漏れしたときは、まず漏れている場所を確認し、漏れる量が多い場合は水栓の止水栓または水道元栓を閉めてください。
主な原因は次のとおりです。
- パッキンの劣化
- シャワーホースの亀裂や接続部の緩み
- 切替弁の故障
- 温度調節カートリッジの劣化
- 水栓本体のひびや腐食
- 壁との接続部分の不具合
- 壁内部の配管からの水漏れ
使用年数が短く、パッキンやシャワーホースだけの交換で改善する場合は修理が有力です。
長期間使用している、複数箇所から漏れている、本体にひびや腐食がある、交換部品を入手できない場合は、水栓本体の交換も検討してください。
排水口も流れにくい場合は、お風呂の排水口詰まりの原因と対処法も確認してください。
浴槽の水が勝手に減る場合は、浴槽の排水栓に関する記事も参考にしてください。
浴槽、床、壁、換気設備などにも劣化がある場合は、お風呂のリフォーム費用と部分補修・全体交換の判断基準も確認してください。
修理業者へ依頼するときは、広告上の最低料金だけで判断せず、出張料、点検料、部品代、追加料金、修理後の保証まで確認しましょう。

