「無料で回収します」と案内する業者や巡回車を見かけることがあります。しかし、家庭から出る不用品や廃家電を無料回収業者へ安易に渡すと、高額請求や不適正処理などのトラブルにつながるおそれがあります。
すべての無料回収が違法とは限りませんが、家庭ごみを回収するには、一般廃棄物収集運搬業の許可や市区町村からの委託などが関係します。料金だけで判断せず、回収方法と事業者情報を確認しましょう。
無料回収で起こりやすいトラブル
- 積み込み後に高額な作業費を請求される
- 無料なのは一部だけで、搬出費や処分費を追加される
- 回収品が不法投棄される
- 廃家電が不適正に分解・輸出される
- 見積書や領収書を出してもらえない
- 会社名や所在地が分からず、後から連絡できない
「無料」の仕組みを確認する
まだ使用できる品物を中古品として買い取る場合や、金属などの再利用価値がある物を引き取る場合は、無料になることがあります。
一方、壊れた家具や家電を廃棄物として回収する場合は、搬出、運搬、処分などに費用がかかります。「何でも無料」とする案内では、どこまでが無料なのかを確認してください。
家庭ごみの回収に必要な確認
- 市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可があるか
- 市区町村から委託を受けているか
- 許可業者と連携して回収する仕組みか
- 会社名、所在地、電話番号が明記されているか
- 回収後の処理方法を説明できるか
古物商許可は中古品の売買に関する許可であり、家庭ごみを廃棄物として回収する許可とは異なります。「古物商許可があるから家庭ごみを何でも回収できる」とは限りません。
家電4品目は家電リサイクル法に従う
冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、テレビ、エアコンは家電リサイクル法の対象です。自治体の通常の粗大ごみとして処分することはできません。
販売店への引き取り依頼、自治体が案内する方法、指定引取場所への持ち込みなどを利用します。詳しくは、大型家電の処分方法まとめを確認してください。
安全な処分方法の優先順位
- まだ使える物は信用できる買取店へ査定を依頼する
- 自治体で処分できる物は公式の粗大ごみ制度を利用する
- 家電4品目は販売店や指定引取場所を利用する
- 自分で搬出できない場合は、適法な回収ルートを確認できる業者へ相談する
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自分で搬出できない家具・家電や、大量の不用品がある場合は、地域の回収業者へWEB見積もりを依頼できます。
※有料回収業者の紹介サービスです。WEB見積もり後に、対応地域、回収品目、許可・委託関係、家電リサイクル料金、作業費、追加料金、回収後の処理方法を確認してください。電話からの問い合わせは成果対象外です。
見積もり前に確認する質問
- 無料になる範囲はどこまでか
- 支払総額はいくらか
- 階段、解体、搬出に追加料金がかかるか
- 家電リサイクル料金は含まれているか
- 当日に料金が変わる条件は何か
- 家庭ごみの収集運搬に必要な許可・委託関係があるか
- 回収後はどこへ引き渡すのか
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東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県で、搬出を含む不用品回収を相談したい場合は、アールクリーニングを利用できます。
※成果対象は不用品回収作業の完了です。対応地域、回収品目、家電リサイクル料金、作業費、追加料金を申込み前に確認してください。
避けた方がよい業者の特徴
- 会社名や所在地を明らかにしない
- 見積書を出さない
- 積み込むまで総額を伝えない
- 許可や委託関係の質問に答えない
- 回収後の処理方法を説明しない
- 契約を急がせる
- キャンセルを認めない、または高額な違約金を求める
高額請求された場合の対応
提示された金額と大きく異なる請求を受けた場合は、その場で慌てて支払わず、見積書や契約内容を確認してください。威圧的な対応や居座りがある場合は、安全を優先して警察へ相談します。
契約や請求のトラブルは、消費者ホットライン「188」を通じて、最寄りの消費生活センターへ相談できます。
自治体処分と回収業者を使い分ける
費用を抑えたい場合は、自分で運べる物を自治体の粗大ごみへ出し、搬出できない大型品や大量の不用品だけを業者へ依頼する方法があります。
違いは、不用品回収業者と自治体処分の違いで比較しています。
まとめ
無料回収業者を利用するときは、「無料」という言葉だけで判断せず、無料になる範囲、支払総額、許可・委託関係、回収後の処理方法を確認することが重要です。
自治体の公式制度、販売店、指定引取場所を優先し、自分で対応できない物だけを、条件を確認した回収業者へ依頼しましょう。

